C)操作機能
操作機能は電子制御サーボトーンアームと電子制御回路との巧みな結合により、ユニークで安全、確実な動作をいたします。
1)ロケートツマミ
ロケートツマミは、タッチスイッチと組合わされており、トーンアームの演奏位置の設定と演奏スタートを兼ねています。
・ロケートツマミにさわり、演奏スタート位置を設定して手をはなすと、トーンアームはリフトダウンしてターンテーブルは回転を始めます。
・演奏中、ロケートツマミにふれるとトーンアームはリフトアップし、設定された位置まで戻り、はなすと再び演奏スタートします。
・ロケートツマミにふれている間は、トーンアームはリフトアップを続け、演奏位置を自由に変更できます。
2)リピートスイッチ
リピートスイッチをオンにして、演奏スタートすると、ロケートツマミで設定された位置からエンドまで繰り返し演奏いたします。
トーンアームはエンドでリストアップして設定された位置に直接戻り演奏を続けるクイックリピート方式です。(アームレストに戻ってから演奏スタートする余分な時間や動作はありません。)
3)リフター
演奏中リフトアップする時押します。再たび押すとリフトダウンします。
4)アンチスケーティング
針圧に適応した調整ができます。
トーンアームがリフトダウンすると、MC形アンギュラーモーターにサーボ回路からの電流は切られ、演奏中は調整ノブに応じた電流を加えて、アンチスケーティングの力をトーンアームに与えています。リフトアップ時は電流は流れません。
5)ストップスイッチ
演奏を中止する時、ストップスイッチを押すとトーンアームはリフトアップしてアームレストに戻り、ターンテーブルの回転は止まります。リピートスイッチを押してある時でも演奏を中止します。
6)オートストップ・オートリターン動作
レコードのエンド検出も光による無接触構造で検出しており、導出溝に移行した時の速度を検出して、トーンアームはアームレストに戻り、フォノモーターの回転は止まります。
フォノモーター及びその他の特長
A)高精度磁気記録検出方式で周波数と位相検出を行ない水晶発振器によるフェーズロックドサーボ方式の採用でスピード偏差0.002%以下
B)振動が少なく滑らかな回転の得られるACサーボモーターを採用
C)レーザーホログラフィ干渉による振動解析から生れた新開発のターンテーブルシートを採用
D)S字形パイプでラテラルバランスをとった使いやすいトーンアームを採用。DP-40Fは、軸受と後部ウエイト間にダンピング材を入れて共振を防いでいます。
E)十分な防振対策を施こしハウリングマージンを高めています
DP-50Fに追加される特長
1)30cm/17cmレコードサイズ選択用自照式プッシュボタンスイッチと、自照式スタートプッシュボタン付
2)アーム鳴きを減少させるダイナミックダンピング機構採用トーンアーム使用
3)トーンアームのリフトアップ及びダウン時に動作するミューティング回路内蔵
4)アーム高さ調整可能(約5mm)
5)スピード切換やストップ動作は、す早く、滑らかな電子ブレーキを採用
6)水晶発振によるパルス点灯した見やすいストロボスコープ付
7)スタンバイスイッチ付
DP-40F/50Fの動作
電源スイッチをオン、リフターはダウン、レピートはオフにしてレコードをのせておきます。
DP-50Fはロケートスイッチを押します。
1回演奏
操作 |
プレーヤーの動作 |
1)ロケートツマミにさわり、演奏スタート位置を設定します。
2)ロケートツマミから手をはなす。
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・トーンアームはアームレストから内側に移動し、設定された位置に止まります。
・トーンアームはリフトダウンしてターンテーブルは回転を始め演奏状態になります。
・演奏が終るとトーンアームはリフトアップしてアームレストに戻り、ターンテーブルの回転は止まります。
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(その他)
3)演奏中にロケートツマミにさわる
4)演奏中、ストップスイッチを押す。
5)演奏中、ロケートツマミにさわり回転させ手をはなす。
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・ロケートツマミで設定された位置より演奏スタートします。
・トーンアームはリフトアップしてアームレストに戻り、ターンテーブルの回転は止まります。
・トーンアームはリフトアップして新たに設定された位置から演奏スタートします。
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リピート演奏
操作 |
プレーヤーの動作 |
1)リピートスイッチをオンにします。
2)ロケートツマミにさわり、演奏スタート位置を設定し手をはなす。
3)リピートスイッチをオフにする。
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・トーンアームはアームレストから内側に移動し、設定された位置から演奏スタートします。
・演奏が終るとトーンアームはリフトアップして、設定した位置から繰り返し演奏を続けます。
・演奏が終るとトーンアームはアームレストに戻り、ターンテーブルの回転は止まります。
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(その他)
4)演奏中ロケートツマミにさわり回転させ手をはなす。
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・トーンアームはリフトアップして新たに設定された位置から演奏スタートします。(繰り返し演奏の頭出し位置の変更ができます)
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※ストップスイッチを押すと、いかなる時でも演奏を中止し、トーンアームはアームレストに戻り、ターンテーブルの回転は止まります。
※一回演奏中でも、リピートスイッチをオンにすると繰り返し演奏になります。
※リフターをオンにするといかなる演奏中でもトーンアームはリフトアップし、オフにするとリフトダウンします。
※DP-50Fの場合30cm/17cmのいずれかを押してスタートスイッチを押すと選択したレコードの径に合わせて演奏スタートできます。
※DP-40Fのロックランプは、回転スピードが規定になるまで点減し、規定になると点灯します。