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 (平成7年)

「ALPHAプロセッサー搭載、本格派フルサイズMDレコーダー」

MDレコーダー
DMD-2000AL
標準価格:148,000円(税別)

■1995年2月

日本コロムビア株式会社(DENON)は、 MDレコーダーDMD-2000ALを発売いたします。
DMD-2000ALは、据置型コンポサイズの本格MDレコーダーです。デジタル記録メディアとしてハード、ソフトともに伸長を続けるMDの、録音機器としてのファクターをDENONならではの技術で本格的に企画開発したモデルです。CDプレーヤー、DATで培ったDA、AD変換技術に加え、業務用MDレコーダー開発における信頼性と高度な編集機能を生んだDENONデジタルオーディオ技術を結集いたしました。デジタル録音、編集機としての性能の充実とハイエンドオーディオ機器のデザインイメージを継承したゴールドフェイスのパネルデザインを持つニューモデルです。


特長

■ ALPHAプロセッサー搭載(Adaptivd Line Pattern Harmonized Algorithm)。

デジタルデータを手掛かりに、その音がアナログ波形に近づくようにデータの補間を行い16ビットデータを20ビットクオリティで再現して微細なニュアンスや余韻まで描写するアナログ波形再現技術です。

■ リアル20ビットラムダS.L.C。

超高精度20ビット電流加算型DACをL、R独立搭載し、ゼロクロス歪みを発生させないDENON独自のラムダプロセッサーによる駆動で一層の高精度化を図っています。

■ 高性能サンプリングレートコンパーター搭載。

CD、MDの44.1kHzの他にBS Aモード32kHzとBS Bモード、DAT標準モード48kHzの各サンプリング周波数のデジタル録 音が可能です。

■ ALPHAプロセッシング外部入力モニター機能。

録音を実行せずに入力されているデジタル信号を、ALPHAプロセッサーとリアル20ビットラムダS.L.Cを動作させ、アナログ変換して出力します。高精度のDACユニットとして機能します。

■ カタカナ文字入力対応。

録音用MDにタイトル名、曲名、アーティスト名などをアルファベット(大文字・小文字)、数字、記号に加え、カタカナ文字入力することが可能です。1曲最大400文字までジョグダイヤルの採用で簡単にスピーディに入力できます。

■ 高剛性亜鉛ダイカストメカベース。

剛性の高い亜鉛ダイカストに精密加工を施したメカベースの採用により、トレース能力を向上させ信頼性の高い録音、再生を可能にします。

■ TOCエディット機能。

  • デバイド:録音済みの一つの曲を分割(約±30msでポイント調整可能)。
  • コンバイン:録音済みの連続した2曲を1曲に合成。
  • ムーブ:指定した曲を任意の順に移動。
  • イレース:不要な曲、全曲を消去(残りの曲を詰めて行きます)。

■ 演奏機能。

30曲プログラム、ランダムプレイ、リピート(1曲、全曲、A-B間)。

■ 光・同軸、2系統のデジタル入力。


仕様

  • 録音方式:磁界変調オーバーライト方式
  • 再生方式:非接触光学式
  • 音声圧縮方式:ATRAC
  • 周波数特性:4Hz〜20kHz(再生)
  • SN比:110dB(再生)
  • ダイナミックレンジ:98dB(再生)
  • サンプリング周波数:44.1kHz(32kHz、48kHz)
  • ワウフラッター:測定限界値以下
  • 電源、消費電力:AC100V、50/60Hz、15W
  • 寸法:W434xH134×D342mm
  • 重量:9kg


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