DCD-715-Nの特長
■ 上級機のクオリテイを継承したDENON独自の高音質技術マルチビット方式、ΛS.L.C.を搭載
マルチビット方式のΛS.L.C.(ラムダ・スーパー・リニア・コンバーター)がD/A変換の際にゼロクロスのポイントでデジタルデータをシフトすることにより、小音量時のゼロクロス歪を原理的に解消。ノイズや歪を低減し、音楽の繊細な余韻を正確に描きあげ、原音に忠実なデジタルサウンドの再生を実現します。
■ 20ビット8倍オーバーサンプリング・デジタルフィルターを採用
低レベルでの徹底した音質の向上を図るため、デジタルフィルターにはエンファシス演算精度を改善したタイプを採用。さらに正確な再生を可能にするとともに、デジタル段階で出力レベルを12段階まできめ細かくコントロール。出力レペルでの音質劣化の心配がなく、鮮やかな響きを実現します。
■ 高音質化をサポートする新開発ローダーメカを採用
ピックアップ駆動メカニズムやトレーなどで構成されるローダー部は、よりクリアな音質での再生に重要な部分。新開発ローダーメカは、ダブルアクションフローティングメカニズム・ピックアップを採用した高精度な読み取りに加え、音質に悪影響を与える振動をローダー部全体で徹底して抑える設計を採用。また、スムーズな動作が、軽快な操作感覚を実現します。
■ 原音の忠実な再生を目指してDENONの技術の粋を投入
カップリング部をはじめ、D/Aコンバーター、電源デカップリング、電源平滑部、デジタル系、サーボ系の電源部に上級機ゆずりの高音質パーツをおしみなく使用。また、高剛性のシャーシをはじめ、防振対策を随所に施すことにより、高音質での再生をサポートしています。
■ 光端子を装備したデジタルアウト端子
デジタルからデジタルへ。MDやDATなどへの録音で音質劣化を抑えたデジタル信号伝送が行える光出力端子を装備しています。またヘッドホン端子、アナログ出力端子は金メッキ処理を施しています。
■ テープへの録音に便利なオートエディット機能を装備
ディスクの総演奏時間の1/2に最も近い曲番の頭で前半・後半に分け、テープのA面・B面にムダなく録音できる便利な機能です。
■ 多彩な演奏機能
- ダイレクト選曲
- オートマチックサーチ
- マニュアルサーチ
- 最大20曲プログラム
- プログラムコール
- リピート機能(全曲、プログラム、A-B間)
- ポーズスタンバイ
- タイマープレイ
- オートスペース
- ディスプレイ部の表示を消せるOFFスイッチ
DCD-715-Nの仕様
- DA変換部方式名:ラムダ・スーパー・リニア・コンバーター(ダブルD/Aコンバーター方式)
- フィルター:20ピット8倍オーパーサンプリング・デジタルフィルター+アナログフィルター
- 周波数特性:2Hz〜20kHz
- SN比:108dB
- ダイナミックレンジ:100dB
- 全高調波歪率:0.003%
- チャンネルセパレーション:103dB
- アナログ出力電圧:(可変)10kΩ負荷時0.2〜2V
- 消費電力(AC100V 50/60Hz):9W
- 外形寸法:W434×H100×D280mm
- 質量:3.8kg